チェンバロ・コンサート

  • 2009/06/23(火) 20:41:28

お友達に誘われてチェンバロのコンサートへ行ってきました。
演奏者は天野乃里子さん。オランダを中心に活躍中のチェンバリストです。

チェンバロとは…
鍵盤をもつ撥弦楽器の一種でピアノの前身と云われています。

バロック音楽において幅広く用いられ
16世紀から18世紀にかけて西洋で重用されました。

外見はグランドピアノに似ていますが、音の出し方は全く異なります。




鍵を押すと、鍵の向こう端に垂直に立つジャック(木製の打弦槌)が飛び上がり
その側面に突き出た爪が下から弦を引っかきます。


また、1つの鍵について数種の音質の異なる弦が対応していて
ペダルまたは音栓の操作によって、音域や音色を変えることができるそうです。

パイプオルガンのように重厚で荘厳な音色は本当に素晴らしいものでした。

会場はアムステルダムSpui広場近くにあるBegijnhof(英国国教会)。
宗教改革時に隠れ教会であったカトリックの教会で
敷地内には美しい庭園と聖職者たちが暮らす家々が建ち並んでいます。

「このBegijnhofはチェンバロが本当に気持ちよく一体化して響く教会で
教会全体が1つの楽器のようになります」と演奏者の天野さんは語ります。


おっしゃるとおり、教会の石の空間にチェンバロの木と弦のハーモニーが
とても心地よく響いていました。

中世ヨーロッパの宮廷にタイムスリップしたような…
そんな優雅な気分に浸ることができるコンサートでした。

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